日時 |
開始
2018/03/15木 19:00
終了予定
2018/03/15木21:30
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開催場所 | ホテル グランヴィア大阪19F 「アブ」 |
講師は、昨年早稲田大学を退官された加藤哲郎先生。
司会からの公式のプロフィール紹介のあと、ゼミ生の今中明子さん(H3社卒)から熱のこもった紹介があり、伝説の名講義がスタート。
講演テーマは「国際歴史探偵の醍醐味ーーKGB、CIA、ゾルゲ事件、731部隊」。
まさに現役時代と変わらぬ超人ぶり。今中さんの紹介どおり、超高速CPUかつ膨大なメモリー、研究の範囲の広さを感じさせ、勢いに乗った超絶トークが繰り広げられる。私も学生時代に聴講しておけばよかったとひたすら後悔。
世界の公文書から紐解く現代史の真実。湯川秀樹日記、旧ソ連秘密文書、インド人国際革命家、多磨霊園にある関東軍731部隊の精魂塔、731部隊出身者のその後の数奇な生涯などについて次々と話が進み、あっという間の1時間でした。
質疑応答では、いままでこの種の集いでは質問をしたことがなかったという安西正嗣さん(昭和38年商卒)から、多磨霊園内の墓碑の位置の詳細やイギリスにおける元ロシア人スパイの暗殺事件についての先生の見解について質問がありました。
その後先生を囲んでの懇親会。懇親会の冒頭、自己研鑽塾初参加の中尾 剛さん(平成18年経卒)から自己紹介いただき、スキー部に対する熱い想い、大学へ恩返しをしたいとの熱弁とともに乾杯のご発声をいただき、皆で杯を交わしました。
講義の熱気そのままに、熱い会話が続き、あちこちで先生を囲んでの記念撮影。
最後に、石井香江さん(平成18年博社卒)から、研究者の立場から、過去の歴史を調査することの難しさと、それにめげずに探求を続けられる加藤先生の粘りを賞賛するお言葉があり、さらに4月からドイツ・ドルトムントの大学にて研究に従事されることを報告され、中締めをいただきました。
参加人数は23名であった。