日時 |
開始
2017/11/05日 10:30
終了予定
2017/11/05日14:30
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開催場所 | 国立佐野書院 |
講師に福嶋司東京農工大学名誉教授・一橋植樹会顧問を、また母校の中野聡副学長、永見理夫国立市長、如水会本部からは岡田円治事務局長を迎えて秋の例会を開催した。会は冒頭の勝田支部長の挨拶の後、福嶋先生の講演となった。
演題は「緑豊かな一橋大学の
キャンパスの自然と武蔵野の自然」で、最初に大正12年の東京商科大学の国立移転以来、大学構内に存在する武蔵野の自然の推移とその保全への努力について触れた後、武蔵野台地における自然や森林と人々の生活の営みをお話しいただいた。それは、律令国家の成立と渡来人の武蔵国高麗郡・新羅郡への移住、新田開発、玉川上水の開鑿と小金井桜、国分寺崖線と野川の自然や江戸名所図会に見られる国分寺・大國魂神社の森林に話題をとり、解り易い解説に興味深く耳を傾けた。
中野副学長は「グローバル化と一橋大学」と題し、母校の海外の大学との交流や学生の交換留学の現況と将来について解り易くお話しいただいた。最後に、「一橋大学は卒業生、教職員、学生が一体となったコミュニティでありそれは、他大学にはないシステムである。」と締めくくられた。
永見国立市長からは、旧国立駅舎復元計画の進捗状況について、資金的にはもう一歩の所との説明があり協力のお願いがあった。
続いて、岡田如水会事務局長の乾杯の発声と挨拶で懇親会に移った。会は、今回の選挙で衆議院議員に復帰した末松さん、京都からの安西さんに加え、学生10名の参加もあり和気藹々とした雰囲気の中、大いに盛り上がった。囲碁部、ゴルフ会、山歩き・里歩きの会の活動報告や末松さん、安西さん、学生の挨拶があり、十四時半過ぎに盛会のうちに散会した。