日時 |
開始
2017/04/15土 10:00
終了予定
2017/04/15土14:00
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開催場所 | 国立佐野書院 |
講師に大月康弘一橋大学教授・同大学創立百五十年史準備室長、来賓に岡田円治如水会事務局長、6名の近隣支部支部長・幹事の皆様を迎え、支部会員37名、学生9名の参加を得て春の支部総会を開催した。冒頭の勝田支部長による挨拶、支部業務報告、それに続く会計報告の後、大月先生に、「一橋の学問を作った人びとー近代日本と一橋アカデミズムー」をテーマにご講演いただいた。先生は、近代日本の形成と共に歩み、その中で海外に於ける社会科学の成果を積極的に吸収し、「実学としての学問」に注視しつつ日本の事情に合った社会科学を創り上げた一橋大学黎明期の先生達、そしてその先生達に影響を与えたブレンターノ、シュモラーといったドイツの経済学者に主に焦点をあてて話をされた。深遠なテーマであるが、そういった先達に学びつつ、日本や一橋の将来を展望したいとする先生のアカデミズムの一端に触れることのできた貴重な機会であった。岡田事務局長からは如水会の現況として、一橋大学創立百五十年史への貢献も踏まえた「如水会々報」のデジタル化の作業が今年度は本格化すること、国立駅旧駅舎の復元が実現に向けて大きく近づきつつあること、大学新入生の如水会への加入人数が昨年比増加したことをお話いただいた。懇親会では、出席頂いた近隣各支部の支部長・幹事の皆様の紹介・挨拶、囲碁部、ゴルフ部、山歩きの会・里歩きの会の部会報告、初めて出席の三人の皆様の紹介・挨拶、一橋祭運営委員会、小平祭実行委員会の学生の紹介・挨拶などを行った。盛り沢山であったが、午後二時過ぎ、盛況のうちに散会した。