今回は、静岡支部初の試みで、蔵前工業会静岡県支部との合同行事として、総会・講演会・工場見学・懇親会を開催しました。
参加者は、総会・講演会・工場見学が26名（蔵前工業会33名、計59名）、懇親会が31名（蔵前工業会31名、計62名）と大盛況でした。
6月23日（土）午後1時10分に静岡駅新幹線口に集合、貸切バスにて蔵前工業会会員と一緒に、総会会場である三菱電機（株）静岡製作所に移動しました。
同製作所会議室で開催された第一部は、まず如水会・蔵前工業会に分かれて、それぞれの「総会」を開催、如水会側は、鈴木支部長（昭49社）の挨拶の後、永年にわたり三菱電機（株）に勤務された藤村先輩（昭47社）から、現在でも国内販売向けルームエアコン全量の国内生産を堅持している同社の強さの秘密を教えて頂きました。
続いて、蔵前工業会・如水会が合流し、静岡大学法科大学院教授・弁護士の山下氏（平6法）から「業務提携をめぐる法的諸問題」という、メーカー勤務者が多い蔵前工業会会員にも興味深く、かつホットな演題で講演を頂きました。
講演会に引き続き、20人ずつの3班に分かれて、三菱電機（株）静岡製作所内のルームエアコン生産ラインを見学、同製作所勤務の蔵前工業会会員の説明を受けながら、上流工程から出荷までの製造過程を見学するという、貴重な体験をさせて頂きました。
工場見学終了後、再び貸切バスで静岡駅に移動し、駅前の東海軒会館6階宴会場にて、合同の懇親会を開催しました。
如水会本部から来賓として田村総務部長（昭49商）にご出席を頂き、また県内他支部からは、浜松支部の松島支部長（昭44商）・花井幹事（昭57経）、および静岡県東部支部の増田幹事（昭61商）にご参加頂きました。
懇親会では、蔵前工業会 鈴木氏・如水会 須藤氏（平7商）の司会のもと、冒頭の蔵前工業会静岡県支部 鈴木支部長の挨拶に引き続き、如水会静岡支部 鈴木支部長の乾杯の発声により、宴が始まりました。共に31名の参加で、席次は卒業年次順に6テーブルに分かれたはずが、どうも如水会の方が格段に年齢が若く、各テーブル内は老若入り交じって、という感もいたしました。
お酒も回り、大いに盛り上がる中、蔵前工業会の太田常務理事、如水会の田村総務部長から挨拶を頂戴し、また、蔵前工業会の静岡県内各地区および如水会浜松支部・静岡県東部支部からもお言葉を頂きました。
その後は、蔵前工業会による科学実験の実演や、初参加者の挨拶などなど、あっという間に予定の2時間が経過し、最後は蔵前工業会・如水会がそれぞれ東京工業大学・一橋大学の校歌を合唱し、より一層の絆を深めました。
蔵前工業会静岡県支部とは、平成21年11月に浜松で開催された「第1回合同移動講座」をきっかけとして、平成22年6月に沼津（静岡県東部支部）で、平成23年6月に浜松（浜松支部）で、合同の行事を開催し、今回が3回目（静岡支部としては初めて）の合同行事でしたが、蔵前工業会とは今後ともよい関係を築いていきたいと思います。