9月は日本版『ロミオとジュリエット』ともいわれる本作の前半部分を上演します。
蘇我入鹿が権力をほしいままにする時代。名家の二人が恋に落ちますが、両家は敵対しあう間柄だったのです……。
屈指の名場面「吉野川の場」では、満開の桜の中、吉野川を挟んで対立する両家を印象的に描きます。
政争に翻弄された悲恋の結末は観るものの涙を誘います。
この芝居では、普段舞台に向かって左手にある花道に加えて、右手にも花道を設置します。
両花道と呼ばれるこの演出は通常の公演では味わえない舞台に入り込んだような迫力を感じられます。
本公演が初代国立劇場で両花道を味わう最後の機会になります。
初代国立劇場最後の歌舞伎公演の序章をお見逃しなく!!
通し狂言 『妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)』三幕 <第一部>
序 幕 春日野小松原の場
二幕目 太宰館花渡しの場
三幕目 吉野川の場
太宰後室定高 中 村 時 蔵
蘇我入鹿 坂 東 亀 蔵
久我之助清舟 中 村 萬太郎
采女の局 坂 東 新 悟
太宰息女雛鳥 中 村 梅 枝
大判事清澄 尾 上 松 緑
日程:
①令和5年9月17日(日)
②令和5年9月21日(木)
③令和5年9月23日(土)
開演時間: 12時開演 15時40分終演予定
会 場: 国立劇場 大劇場
料 金: 一等席・お食事付 13,000円
締 切: 令和5年9月8日(金)
支 払: 会員証カード引き落とし(令和5年11月10日)
鑑賞券およびお食事について:
当日11時10分から、大劇場入口横の受付名「如水会」にて、お申込者のお名前を伝えてお受取りください。
開演時刻から、10分後以降は入口付近のチケット確認スタッフにお申込内容をお伝えください。
お食事は、開演前の11時15分より2階「十八番」にてお召し上がりください。
【おことわり】
・締切日9月8日以降のキャンセル等はお受けできません。予めご了承ください。
・チケットは先着順で、定員に達した場合は、お断りさせて頂く場合がございます。
・チケット郵送は致しておりません。
・座席の指定は劇場におまかせ願います。
・座席の詳細、レイアウト等につきましては、国立劇場にお問合せ頂きますようお願いいたします。
(国立劇場 営業課 03-3265-6751 平日10時~18時)
・主催者が決定した公演中止についてはチケット代金を払い戻しいたします。