10月度開放講座「相続・贈与の経済学」
日　時　10月31日（水）18：00～20：00
会　場　如水会館2Ｆ　オリオンルーム
参加費　無料
申　込　https://www.supportyou.jp/josui/form/163/

超高齢社会の進展の中で、家計と事業の資産の世代間移転は増加を続ける一方、その課題は山積しています。今後20年で日本の中小企業の6割は、消えてなくなるとも言われています。今、何が起きているのか？マクロ経済に与えるインパクトは？そして経済活性化の知恵とは。資産の世代間移転の現状とその未来を考えます。
18：00～19：00 「超高齢社会の資産移転」
　　　 北村行伸　一橋大学経済研究所教授
　　　 親から子に相続される、資産の移転額は、年間約80兆円。しかし、手続きが行われないまま、権利者だけがネズミ算的に増え、放置された土地は、九州がすっぽり入るくらいになるといいます。急速な高齢化の進展の中で、想定してこなかった問題が起こっています。資産の世代間移転がもたらすインパクトを考察します。
19：00～20：00 「事業承継　新たなカタチ　～中小企業にお金を流すということ～」
　　　吉村元久　氏　株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス　 代表取締役ＣＥＯ
　　　 中小企業が多い食品業界をターゲットに、事業継承に悩む企業に資本を投入、グループ化し価値を高めて、成長させていくという独自の事業モデルで、急成長を遂げる姿に注目が集まっています。中小企業がもっている潜在的パワーを引出すことで可能となる、日本経済の新たな進路を提起します。